突然段ボール

eikoplancton2006-04-30


突然段ボールの「お尋ね者」というライブアルバムを聞いた。
手に取ったアルバムジャケットはただならぬ、しかし茶目っ気たっぷりの様子で思わず笑ってしまった。聞き終わった後に泣くとはしらず、呑気なものだった。
泣いたって書いたけど安易なカタルシス得ようなんて思ったら痛い目に遭います。
こころがいたいほうがいたい

生き続けるには麻痺させなきゃ生きていけない、だけど麻痺したら何かが死にゆく、「あーしにてー」、そのハザマに突然段ボールは、ただただ光をためた水のように反射したまま昔からずっと在り続けてるような気がします。
蔦木栄一親方亡き今も衰える事のないその音楽は、親方の精神が永遠であったという事、生き残った蔦木俊二さんと仲間たちの実践が、いかにこの世界の中でかけがえのない偉業であるかという事を証明している。