ラフマニノフ
のピアノ協奏曲第二番を久しぶりにききました。急に聞きたくなりバチコの練習後にサークルサウンズのマスターにホロビッツの第二番とラフマニノフ自演の第二番を聞かせてもらいました。
アチコさんは初めてのラフマニノフ体験にうっとりしていらした。その顔はとても美しく、その顔に私もうっとりしました。
実家の高校生の時の自分の部屋でよく聞いていたラフマニノフ。その部屋のにおいを思い出した。
その部屋は喉に穴をあけた祖父が私が小学校一年生の時に亡くなる直前まで住んでいた部屋で、よくそこで祖父と筆談をしていた。声に出して話すのが苦手な自分が祖父と何でも話す事ができたのはおそらく筆談だったからだ。ラフマニノフを聞く度にその時の祖父の薬の臭いが部屋に蘇った。
明日はバチコのライブ。その薬のにおいはお伝えできるかわかりませんが、アチコさんにうっとりする私の醜態は健在です。下北沢440に見に来て下さいませ。
写真は愛しきサークルサウンズのマスターと私