石橋英子セカンドソロアルバム発売!!リリースパーティーやります!

eikoplancton2008-10-25

08年1とうとう後一ヶ月ちょっとで2ndソロアルバムが発売になります。

実質これがデビュー作といってよいかもしれません。前回のアルバムはアルバムを作るつもりではなく、作っていた作品群の中からレーベルの片山君が監修してくれたものだったのですが、今回は、アルバムを作る、という前提でドバーっと作りました。ちょっと苦しい時期もありましたが、今となっては他人事になってしまうくらい、よい思い出です笑

でも、是非ともたくさんの人に聴いていただきとうございます!!

12月3日発売です。


石橋英子/drifting devil
2008.12.3 ON SALE!!
XQFL-1004(TRACK-014)
\2,520(税抜\2,400)
全12曲収録
POS:4582201901295

1.Dizzy Dance(feat ナスノミツル)|2.Fearless【STOP】(feat 七尾旅人, AxSxE, 加藤雄一郎, 稲田貴貞, カッキー)
3.Fanfare(feat 坂本弘道, 加藤雄一郎, 稲田貴貞, カッキー)|4.橋の下にて(feat 日比谷カタン
5.橋の上にて|6.KOkKA(feat 山本精一)|7.Last Sky(feat ナスノミツル, 加藤雄一郎, 稲田貴貞, カッキー)
8.drifting devil(feat 七尾旅人, ナスノミツル)|9.Postcard from Ghost(feat 坂本弘道, 加藤雄一郎, 稲田貴貞, カッキー)
10.嘆きの砂|11.帰郷(feat 坂本弘道)|12.アーケイドのクリスマス(feat 加藤雄一郎, 稲田貴貞, カッキー)

沢山の方に関わって頂きました。

七尾旅人さん。。。昨年からの短いおつきあいですが、最近では、音楽的にかなり濃いおつきあいをさせていただいている七尾旅人さん。七尾さんのライブで一緒にステージに立たせて頂くことも多いので、本当に沢山の感動や刺激を日々与えて下さいます。このアルバムでは、2曲、声で参加してくださっています。わざわざ茂原の音楽ホールまでお越し頂いて、渾身の歌声を頂きました。感動、興奮のあまり、悪ノリでついつい沢山歌っていただきました。無限に出てくる新鮮な歌声、、、その場は宇宙と化していました。歌声だけでなく、PVの撮影や、曲順の決定、シンガーソングライターの先輩としてのご助言(なにせ私は自分というものがよくわからないので)、など、いろんな形で協力してくださって、本当に本当に感謝です!!!

山本精一さん。。。山本さんも昨年からセッションに誘っていただいたり、対バンさせていただく中、今回のアルバムの中のkokkaという曲ができたときに、山本さんの声とギターが聞こえてきたので、何も考えずにすぐに御願いしたところ、快く引き受けてくださいました。レコーディング当日に曲を初めて聴いて頂いたのにも関わらず、何度か山本さんのライブを見てわかっていた事でしたが、全然ぶれのない、大胆なのに的確で安定した音、祈りと希望に満ちた音、そしてあの声!!(好きすぎて説明できません)に完全に魅了されました。

日比谷カタンさん。。。日比谷さんも何度か対バンさせて頂いているのですが、本当に毎回わあー、とあんぐり口を開けてみてしまうくらい、不思議な世界に連れて行って下さるストーリーテラーです。っていうと誤解を招くかもしれませんので、ちゃんとお伝えすると、ギターと歌で一人でライブをなさっているのですが、そのギターのテクニックと、声の人格の幅がもの凄いので、まるでオペラでもみているような気分になるのです。そんな日比谷さんに私のつたない曲をお渡しするのは本当に心苦しかったのですが、曲の登場人物で或るがの如く、夜の世界の空気の音をギターと歌で見事に再現してくださいました。日比谷さんのおかげで香り高い曲に仕上がりました。

ナスノミツルさん。。。ナスノさんは、言わずも知れた、あらゆる音楽の現場から引っ張りだこの素晴らしきスーパーベーシストですが、私にとっては良き理解者であるお兄さんのような存在です。物腰のやわらかさ、シュッとした佇まいとは裏腹の、厳密な音づかい、アグレッシブなパフォーマンスにはいつもひれ伏すような思いで、ライブを見させて頂いたり、一緒に演奏させて頂いてます。今回のレコーディングでは、我が家に来て頂いて、短い時間で手際よく鮮やかなプレイをして下さいました。あまりにもナスノさんの演奏とバリエーションの選択がキマリまくるので、私のインチキなコンピューター操作が完全に露呈しました笑、失礼いたしました。

坂本弘道さん。。。坂本さんは今年の五月に初めてお会いして、ライブで私の曲を一緒に演奏して下さったのが初めての出会いでした。坂本さんのパフォーマンスはちょっと言葉ではお伝えできれないのですが、、、チェリストという枠を超えて、火花をちらしたり、鉛筆削りやノコギリを使った演奏など、まるで一人サーカスみたいな方なのです。坂本さんという存在そのものがファンタジーで、物語の中から飛び出してきたような方なのです。坂本さんの音を聞くと、私の中の子供が大喜びします。だからお願いしました。音源ではそのパフォーマンスこそみえませんが、坂本さんのチェロの音だけでも、火花がずーっと遠くまで飛んでいくのが見えてきます。

スターシップ。。。前回のアルバムからライブなどでずっとお世話になっている、加藤雄一郎(KT:アルト/ソプラノサックス)さん、稲田貴貞(イナッチ:テナーサックス)さん、柿沢健二(カッキー:トランペット)さんからなる、管楽器隊(私が勝手に管楽器隊にしただけですが。。。皆さん個人でも様々なシーンで大活躍の方達です。)です。前回のアルバムと同じように、事前に曲は聴いて頂かずに、初めて聴いた状態で音を重ねて頂きました。この三人の化学反応は学会で発表したくなるほどです。人間性、趣味、生活様式、言語、好きな女性のタイプ、おそらくバラバラだとおもうのですが、この三人の調和はちょっとぞっとするくらい凄まじいものがあります。独り占めしたくなるほどです。愛してやみません。

AxSxE。。。今回も寝てない自慢デイズで、私のつたない編集と録音操作の尻拭いをすべく、気合いの入ったミックスをしてくださいました。それだけでなく、『この曲ベース入れたらええんちゃう?』とベースもいれてくださいました。感謝感激雨霰です。

西祐佳里さん。。。天才って彼女のような人なのかなと思います。。。石橋英子×アチコの『サマードレス』に引き続き、ジャケットを手がけて下さいました。(写真)
自分の心の中のノイズみたいなものをそのまま表したような絵を描いて下さるので、ほんとにぞっとします。アルパカの絵もちょっと怖いくらい私が抱いていたイメージとぴったりでした。なんでかをここで書くと長くなるので、また別の機会に。

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そしてそして。。。レコ発のおしらせです!!

レコ発を二回にわけてやる事にしました。一回目はバンドで、二回目は弾き語りで演奏します。
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11月26日の共演者の方々を紹介します。この日は華やかな夜になりそうです!

☆PARA

2001年に、山本精一とドラムス・パーカッションCHINAの2人で結成、その後現在のメンバーが加入しパートチェンジを経て今の形態に至る。
「当初から基本コンセプトは現在と変わらず、構築性をベースにした、室内楽的グルーヴ(!)の追求でした。」
「メンバーの誰もが平等でひとつひとつの音が等価な5人とCHINA(SOUL)がひとつの生命体になるようなそんなユニットであり続けたいです」
という山本さんの言葉にもあるように、PARAの音楽は数学的でありながら、肉体的で、同時に頭でも体でもないような、変な感覚にとらわれていきます。一人一人課せられたフレーズは明確で、欠けては成り立たない音楽を奏でているのに、一つの生命体の中に演奏者全員がとけこんていくような、理屈無しの美しい音楽です。PARAの演奏を体感したとき、ただただ、何もない宇宙で漂っているような感覚に陥りました。

七尾旅人

『79年8月生まれ。
シンガーソングライター。
リア・ディゾンの生まれ変わり。
愛と闘争のローフィディリティー・ミュージカル最新最高傑作、「911FANTASIA」、発売中。』

『全く新しい『うた』を発見し続ける音楽史上でも類を見ない存在。』

と、ここまでは、七尾さんのオフィシャルのプロフィールですが、
私は、七尾さんの最新作の最高傑作「911FANTASIA」の紹介で書かれていた以下の文章が、七尾さんの歌を表しているような気がしてならないのです。

『とまらない戦争を超えようとする。
(やっきになって)
レコード文化の終焉を、あなたの想像を、超えようとする。
(どきどきしながら)
幕が上がれば君はみつける。
待ち望んだ歌を。
混迷の21世紀に、唯一可能な方法で
レベル・ミュージックが蘇生された。
「うた」と「ひと」はやっぱり面白い。音楽が鳴るとき、きっとこの星は明るい。
どれだけの時が過ぎても』

私は七尾さんのライブで、うたが、秒単位で時空やあらゆるものを『超える』瞬間を目の当たりにしてきました。だから七尾さんのうたはいつも新しく、美しいのです。


11月26日(水)渋谷O-WEST石橋英子 Presents drifting devil Vol.1〜『drifting devil』release party〜」


出演:
石橋英子(feat オータコージ(Dr), 赤坂ミチル(Ba), 加藤雄一郎(Alto Sax), イナッチ(Tenor Sax), カッキー(Trumpet), 中村圭作(Key), アチコ(Cho), クリ(Cho))
○PARA,
七尾旅人

OPEN 18:00 / START 19:00

前売¥3,000 / 当日¥3,500(ドリンク代¥500)

ぴあ(300-563)、ローソン(72498)、e+、O-WEST、高円寺SUNRAIN RECORDSにて前売発売中

問)O-WEST

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そしてそして第二弾は。。。
この日はかなり濃密で師走にぴったりな暑い夜になりそうです。
この日の共演者の方々は。。。

タテタカコ

1978年7月24日生まれ 長野県飯田市在住

ハードコア・パンクからアヴァンポップまで、あらゆる表現分野を内包し得る新種(あるいは、珍種)のシンガー&ソングライター。
ピアノと歌だけを携えて、剥き出しの表現者魂に導かれるまま独立独歩で歌って歩く。
(以上オフィシャルホームページより。)

本当にタテさんは剥き出しで、恐ろしいくらい嘘のない姿を私たちの前に差し出します。その姿が本当にきれいな水のようなので、私自身を映さずにはいられなくなり、なんともサイケな現象が起こってしまうのです。普遍的、といってしまっては、あまりにも便利な言葉を言っているかもしれませんが、今、タテタカコさんが紡ぐ歌は、世界に開かれており、こことあそこを繋ぐ大事なパイプラインのような気がしてなりません。

日比谷カタン

情報過多でサブカルティックな歌詞、多重人格な歌声、テクニカルなギターを駆使し、ありとあらゆるジャンルが融合したユーモラスかつ独創的な世界観を構築。耽美で中性的な容姿とは裏腹の、噺家のような洒脱なトークをも交えたステージングが高く評価される。
いびつなポップ感覚のめくるめくメロディとリズム、絶妙な着地をみせる不協和音、複雑な階層のオーケストレーションは、アコースティックギター弾き語りの既成概念を覆すものである。
(以上オフィシャルホームページより)

先ほども申し上げたように、日比谷さんのギターと歌だけで、小さなライブハウスが劇場にかわり、オペラや劇をみているような錯覚にとらわれます。赤いカーテン、あやつり人形、深い森、フラッシュバック、ジョン・ロチェスター伯爵、そんなキーワードが浮かびます。。。上品ぶる事もなく(それでも上品なのですが)、突き放すようでさえある、美しいパフォーマンスに老若男女問わずうっとりする事でしょう。



08年12月14日(日)三軒茶屋GRAPEFRUIT MOON石橋英子 Presents drifting devil Vol.2」

出演:
石橋英子
タテタカコ
日比谷カタン
OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥2,500 / 当日¥3,000(ドリンク代¥500)


石橋英子企画の第二弾! 強烈な弾き語りアーティスト編です!

問)GRAPEFRUIT MOON