ドイツイタリアツアー

日本に帰ってきました。そして今の体調最悪!!なぜだかわからない。。。全然食べ物を受け付けないのです。

けじめをつけたら少しはよくなるかも。。。と今回のジャンニジェビアとの忘れられぬ素晴らしいツアーのことを記しておくことにします。



突然ツアーに同行することになった友人のTさんと待ち合わせして、まずイタリアのマルペンサ空港へ。飛行機の中で『レッドクリフ』をみる。トニーレオン金城武との琴バドルで吹き出しそうになる。このあと、大変なことが起こるとはつゆ知らず。。。

27日18時過ぎ。マルペンサ空港第一ターミナルに到着。ジャンニの姿はみえない。マルペンサ空港はやたら広い。第二ターミナルだったのだろうか。。。こういうとき、自分自身になに一つ確信がもてない。でも我々がうろうろするのは良くないと思い、とりあえず、ジャンニの携帯に電話をかける。。。。これが何度かけてもつながらない。まだパレルモ(シシリア)から飛行機で向かっている途中なのかしら。。。今車でこっちに向かっている途中なのかしら。。。空港のカフェの中でいろいろ想像しているうちに1時間半ほど経過。20回くらいは電話をかけた。「今日に限って携帯無くしたとかあり得ないでしょう。。。』最悪から二番目くらいの想像にたどり着いたとき我々は席を立ち、もう一度到着出口でジャンニを探してから、第二ターミナルへ向かうことにした。
到着出口付近でジャンニを探す。が、いない。第二ターミナルへ向かおうとしたその瞬間!手を伸ばしたジャンニが奇跡的に現れた!そして訳すとこんな感じのことをいっていた。「ごめんー!携帯を上着の中に入れてたんだけど、スチュワーデスが荷物入れの中に勢い良く投げて壊れてしまった!むかつく!」
本当に気の毒だ、と思った。と同時に私たちが会えたのは本当に奇跡的だったのだ!!20時を過ぎていた。

おしゃれなピーコートを来たジャンニは車をレンタルしていた。翌日車でドイツに行く為だ。でも、空港の駐車場が広過ぎて、どこに停めたのか忘れてしまったようだ。おもしろすぎる。俄然私のテンションはあがって来た!!

車も無事見つかり、3時間ほどかけて、イタリア北部のボルザノへ。疲れているはずなのに、少し頭がおかしくなっていたのか、道中ジャンニと喋りまくる。真っ黒の山々から浮かび上がる教会やお城を何個も見た。
ボルザノで一泊して、ドイツでのライブやミラノでのレコーディングで一緒に演奏するダニエレと合流するのだ。彼はこの日ボルザノでライブをしていた。

ボルザノはイタリアの町だが、ドイツ語とイタリア語が使われているようだった。道の名前もドイツ語の響きだった。

ホテルに着いたのは12時過ぎだった。古い感じのとてもおもむきのある、素敵なホテルだった。部屋番号がドアにちゃんとふってないのに、廊下を歩くと自然にライトのつく微妙にハイテクな感じ。

翌朝、ガバッと何度も起きる。最終的に8時に起床。あり得ない。要するに時差ぼけだ。。。朝ご飯を食べて、外を散歩。ダニエレと合流。物静かな感じの、綺麗な目をした人だ。ジャンニの姿がない。。。

つづく

ボルザノの風景