ドイツイタリアツアー

eikoplancton2009-03-16

これまでのお話
27日 ジャン二と合流 ボルザノで宿泊
28日 ダニエレと合流 ドイツのパッサウへ
1日  ミラノへもどり

1日のミラノへ戻るのは結構時間がかかって、というか、ミラノに着いてからもホテルまで迷い過ぎて、(ジャンニは『スクージ!』と道行く人10人ほどに道を聞き続けていた。だんだん呼び止めたいだけなのかなと思ってくるほど笑。でも驚くほど、みんな親切に答えてくれていた。)ミラノのユースホステルみたいなホテルに着いたのはもう夜遅くだった。
あああ、風呂に入りたいー、と思って浴室へ。
が、お湯がでない。水でしばらく我慢してみたが、やっぱり年のせいか、寒過ぎた。
ちょっとしょんぼりしたけど、まあ、これも旅の醍醐味ですねー、と思い、靴下や下着を洗濯。少しすっきりした。

2日
翌朝、またガバッと7時と8時に起床。これはほんとに異常だ。
近くのカフェに行き、朝食をとる。

11時にレコーディングスタジオに向かった。スタジオの人としばらく談笑。日本での即興やプログレやエクスペリメンタル音楽の受け入れられ方などを聞かれた。スタジオの人はイタリアより日本の方がマシではないかと話していた。
effetto noteというスタジオだったが、とてもきれいで、開放的な空間だった。グランドピアノも置いてあり、エンジニアもすごく細やかで親切だった。
ジャンニとダニエレは基本的にイタリア語で喋る。私を入れて話すときは英語だ。
インプロをやりながら、作曲していくような事をやりたい、とジャンニは言っていた。あと、ジャンニやダニエレのモチーフからやる曲と、私の曲の「夜だかの星」もやりたいと言っていた。よくイタリアでライブで演奏してくれていたみたいなのだ。私は自分の曲にはちょっともう飽きていたので、レコーディングしなくていいと思ったが、ジャンニがこの曲を好きでいてくれているのがありがたく、また、やりたくない理由を英語でうまく説明できる自信もなかたので、まあいいかとおもった。

マイクロコルグを持って行っていたので、使うことにした。

あと、即興で歌も歌ってみた。

それにしてもサウンドチェック、長いなーと思っていたら、ほんちゃんをとっていたようだった。ワタシシラナカッタヨ。あれよあれよと言う間にレコーディングは終了。気付いたら夜。

いろんなバリエーションの曲をトル事が出来た。聞き返してみたら、アルバムのボリュームになっていた。ダニエレのベースも、ジャンニのサックスも本当に美しい。聞き返したときは感動して感謝の気持ちでいっぱいになった。

ジャン二もダニエレも「ベニッシモ!」あるいは「ベニシリシリッシモ!」を連発し、とても目がキラキラして満足げだった。よかった。特別な日になった。

この日はお湯をだすひみつがわかった!!!ピコーン!!キラーン!!!プレーゴ!!


この日録音した一部がマイスペースで聴けます。先輩達の音楽も素晴らしいので、聴いてみて下さい。

Gianni GebbiaのMY SPACE
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Daniele CamardaのMY SPACE
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左からDaniele Camarda、石橋、Gianni Gebbia